＞過去の作品

あらすじ

都会の喧騒から逃れたキャンプ初心者の女は、とあるキャンプ場にやってくる。
隣で手際よく撤収作業をしている男に、女はキャンプ場にまつわるある噂について尋ねる。
そこへ少女たちがやってきて...

みどころ

キャンプ場という非日常的な空間で、主人公の女が出会う人々によって知らされる大阪空襲。
そして時空を超えて、大阪空襲を生きた朝鮮人被災者に手を差し伸べようとする男との出会いが描かれる。

▼CAST

卞怜奈　大橋逸生　吉田鈴琴　藤原愛留　趙清香　趙沙良

▼STAFF

作・演出　金民樹
舞台監督　今井康平　株）campana
照明　池辺茜
音響　大西博樹
宣伝美術　ホ サンホ
記録写真　金城泰哲
劇中歌作曲　チェ サンドン
制作　卞怜奈
企画・製作　劇団タルオルム

▼協力

大阪空襲朝鮮人犠牲者追悼集会実行委員会
一般財団法人ウトロ民間基金財団
テアトルアカデミー
イスクラ21
金城泰哲事務所
株式会社アプログラフィ
東大阪市立荒本人権文化センター
布施PEベース
ウトロ平和祈念会館
えれん税務会計事務所
株式会社uristyle
金恵蓮
咸宣良

鄭末鮮

▼公演履歴

2023年3月12日　大阪空襲朝鮮人犠牲者追悼集会にて（プレビュー公演）
2023年4月28－30日　布施PEベース
2023年5月4-5日　ウトロ平和祈念館前　広場

▼感想文

• ・歴史を知っていても、単なる「知識」ではなく、人間の感情を含めて理解するために、この劇はとても感慨深いものでした。
• ・「キャンパー」というタイトルからは想像できない大切な話が詰まった作品だと思いました。
• ・誰が悪いとかそんなのは関係なく、たくさんの命がなくなってまったという事実を、すべての人が本当の意味で理解しなければならないと劇を見て感じました。いつもタルオルムの劇を見て元気をいただいています。私は教師をしていますが、本当の意味での平和をつくれる子どもたちを育てていきたいです。
• ・室内とは違って、野外ならではの演出、演技に涙が出て、大泣きしそうなのを必死でこらえました。
• ・悲しみとも怒りとも言えない感情で胸がいっぱいになり、喉がしびれ、呼吸しづらくなるほどでした。感動したという一言では表せないほど心に残りました。