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舞台劇 一人芝居 チマチョゴリ
2019年1月
荒本人権文化センター大会議室
総動員数 1600名

あらすじ

母から聞いた、昔本当にあった事件や、近所に暮らす在日コリアンのおばさんの話など、チマチョゴリにまつわるエピソードを綴りながら、18才の少女の想いを綴る、小さな小さな1人芝居。

みどころ

実話を基に作られたこのお芝居だからこそのリアリティーが、胸に深く響くことでしょう。

▼CAST

姜河那

▼STAFF

作・演出 金民樹/照明 池辺茜/音響 大西博樹/振付 趙清香/演出助手 趙沙良/字幕 卞怜奈

▼協力

office WINK/東大阪市立荒本人権文化センター/
濱村修司/咸宣良/韓崇浩/
金恵蓮/姜康範/趙泰敬/鄭貴代美
キンチウン(釜山)/キントヒ(釜山)

▼公演履歴

2018年12月(プレビュー公演)大阪府立学校在日外国人教育研究会 集会にて
2019年1月 本公演
1月24日 大阪府立教育センター付属高校 1年生
2月1日 東京朝鮮第4初中級学校にて
2月4日 東大阪朝鮮中級学校 3年生
2月15日 広島朝鮮学園にて

▼感想文

  • ・カンさんの迫真の演技に見入ってしまいました。私はまだ20代で過去にチョゴリを切り裂かれた事件があったことを知りませんでした。そしてそのようなことを起こした日本社会を恥ずかしく思いました。これから外国人労働者の受け入れが拡大されるに伴って、更に在日外国人は増加します。多様性を尊重し合える社会を築けるように、自分が何ができるか考えたいと思いました。
  • ・もう感動の一言でした。魂を揺さぶられました。思いが強烈に伝わりました、多くのことを考えさせられました。
  • ・生々しい心の叫びが見事に(というのはあまりにも言葉の選択がお粗末な気がしますが・・・)表現されていました。同じ地球に生まれ同じ国土に育ちながら心を切り刻まれて生きる人たちと、そういう心の闇それを許している“第三者” のより深いかもしれない闇を感じました。重くでも、希望も持てる公演でした
  • ・衝撃的な劇でした。チョゴリを着たい という素朴な思い本当に大切にしていかなければならないと思います。チョゴリだけでなく、他の民族衣装、それぞれの文化に対して誇りをもって、どこでも歩け、認め合える社会になってほしい!と思いました。
  • ・チョゴリを切る事件があったのを思い出しました。30年前に在日の生徒を担任して自分自身の物の考え方が大きく変わりました。現在の自分の教育観のスタートだったと思います。当時の生徒の思いがよく伝わってきました。
  • ・本当に素晴らしい演技力に感動しました。それと共に差別に対する怒りと生徒を守らなければいけないと再確認できました
  • ・素晴らしかったです。生徒にも見てもらいたいと思いました。私も同時代を生きた人間として「無関心で申し訳ない」と本当に思いました。在日の方々の問題は、日本人の問題です。「関係ない」「知る必要がない」という発言を生徒もよくしており、そのたびに残念に思っていましたが、私自身にも「無関心」が巣を作っていたんだと痛烈に感じました。
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