>過去の作品
このページでは、年に一度の本公演をはじめ、劇団タルオルムが制作した作品をご紹介します。
島のおっちゃん
マダン劇
2024年7月12-14日
ドーンセンター1階パフォーマンススペース
夏休みと春休み、少女みんは長島愛生園に行く。
瀬戸内海に浮かぶ小さな島にある、ハンセン病患者の隔離施設ー長島愛生園。
そこに暮らすおっちゃんと、少女みんとの30年の物語。
キャンパー
舞台劇
2023年4月28-30日,5月4-5日
布施PEベース/ウトロ平和祈念館前広場
都会の喧騒から逃れたキャンプ初心者の女は、とあるキャンプ場にやってくる。
隣で手際よく撤収作業をしている男に、女はキャンプ場にまつわるある噂について尋ねる。
そこへ少女たちがやってきて...
さいはての鳥たち
舞台劇
2022年8月5-7日
in→dependent theater 2nd
済州島に吹き荒れた狂風から逃れるため、海を越え大阪に身を寄せた幼い双子のソラとトンア。あれから半世紀以上が経った。
ふるさと済州島で暮らす父母を想い、それぞれの人生を懸命に生きる二人。
ようとして知れない父母の消息を追って、初老になったソラは一人で済州島に帰ることを決意する。
戦後、海を渡り大阪へやってきた在日コリアン1世のその後の物語。
さいはての花のために
舞台劇
2021年7月21ー22日
布施PEベース
故郷は遠い。
済州島から大阪にたどり着いた時春は、夜学の先生と再会し、恋に落ちる。子宝に恵まれささやかな幸せもつかの間、彼女に降りかかるのは、悲しくもつらい出来事たち。
そんな中、故郷から知らせが届き…
戦中、戦後の大阪を舞台に繰り広げる、在日コリアン1世の物語。
ウトロ2020
舞台劇/マダン劇
2020年11月27.28日
ドーンセンター1Fパフォーマンスセンター
少年ヨンチャンが生まれ育ったのは、京都宇治市にある、ウトロ地区。
そこは、現在、再開発の真っ只中。
夢をかなえて、久しぶりに帰ってきたヨンチャンが目にしたものは…
在日コリアンのルーツやプライド、苦悩、国籍、いじめ、夢…を描いた抱腹絶倒の物語。
中天-チュンチョン-
舞台劇
2019年6月28.29日
荒本人権文化センター 大ホール
この世とあの世の狭間にあると言い伝えられている「中天」。
そこには、事情を抱えた魂が集まるとされている-
沖縄戦の悲しみを今も覚えているガマでの出来事や
遠いインドネシアの島で死んでいった朝鮮半島出身の青年、
そしてそれらをつなぐ数奇な運命の数々…
生きる者と死んだ者の境界を
を越え、魂と魂の出会いと再会を描く、中天ーチュンチョンーの物語。
二人芝居 チマチョゴリ
舞台劇
2019年7月
大阪市立住吉中学校
母から聞いた、昔本当にあった事件や、近所に暮らす在日コリアンのおばさんの話など、チマチョゴリにまつわるエピソードを綴りながら、18才の少女の想いを綴る、小さな小さな2人芝居。
一人芝居 チマチョゴリ
舞台劇
2019年1月
荒本人権文化センター大会議室
母から聞いた、昔本当にあった事件や、近所に暮らす在日コリアンのおばさんの話など、チマチョゴリにまつわるエピソードを綴りながら、18才の少女の想いを綴る、小さな小さな1人芝居。
マダン劇 춘향아 울지마라 -泣くな!チュニャン-
第12回 本公演
2018年5月18,19,21日
東大阪市立 荒本人権文化センター
身分制度に女性蔑視の中、信念を貫いた春香(チュニャン)の力の源はどこから来たのか。愛と友情にほろりと涙する、抱腹絶倒の物語。
マダン劇 そのまなざしのむこう
2人芝居
キャンプ・マダン 2015年8月15日/番外公演 2016年10月21日
大阪府立青少年の家/東大阪市立荒本人権文化センター 3階 大会議室
出稼ぎに行った父親を捜して、兄と共にチェジュ島から大阪へやってきた、少女ソンヒの一代奮闘記。
子ども5人を育てるため、工場勤めにミシン踏み、内職にキムチ売りと働きどおしだったソンヒが、60才で初めて鉛筆を持ち学ぶ喜びを知るのだが…
学問とは?生きるとは?差別や貧困の中でたくましく生き抜いたソンヒの姿に、笑って涙する物語。